こんにちは終活カウンセラー2級です。
今回は終活の意味について説明します。
終活とは
終活とは、人生の終わりに向けて活動することになります。
人生の総括を行って、人生の最期を迎えるのに準備をしていくことを意味しています。
自分の死後に人に迷惑をかけないようにと考える人も多いです。
しかし自分が健やかに過ごしていき、充実した人生を送る終活が理想的です。
終活でやるべきこと
自分が亡くなった後に家族に迷惑をかけないための準備を始めます。
身の回りの物を整理する
自分が亡くなった後に遺族に遺品整理の手間をかけさせないように
身の回りの物を整理していきます。
いらなくなったものを処分していき断捨離をします。
すぐに処分できないものについては家族と相談しておくことで家族の負担も減ります。
デジタル終活(所有データの整理)
パソコン、スマートフォンなどの個人情報や写真、動画
カード情報などの整理も生前にしておくことが大事です。
事前に家族に整理を頼んでおいてもよいです。
人に見られたくない情報などは先に削除しておくと安心です。
財産の整理と相続
自分が入っている保険の種類、お金を預けている銀行、IDやパスワード
資料はまとめて記して保管しておきます。
家族にだけはその保管場所を伝えておきましょう。
相続で遺族がもめることがないように状況によっては遺言書を作っておくことも必要になります。
葬儀や墓の準備
自分が亡くなった場合、葬儀の方法や希望を伝えておくようにします。
家族への負担を減らすために納骨堂、合同墓、樹木葬
自然葬などを希望する人も多くなっています。葬儀にかかる費用も準備しておくと
家族の心配もなくなるでしょう。
遺影も自分でなっとくできるものを準備しておきます。
エンディングノートを書く
終活をするのにエンディングノートがあるととても便利です。
家族へ伝えておくべき情報と希望を記しておけます。
遺書とは違うので法的な効力はありませんが家族が手続きをするのに必要とします。
エンディングノートには項目が記されているものもあるのでその場合は項目通りに書いていきます。
自分の情報
本籍、生年月日、保険証、年金手帳、証書、保険証券、パスポート
免許証、マイナンバーカードなどの保管場所を明記しておきます。
交友関係
自分が亡くなったときに連絡してほしい友達、親戚関係の連絡先を明記します。
身の回りのこと
家族や親類、友達などに残しておきたいもの、処分してほしいデータ類などについて明記します。
資産について
預貯金、不動産や株資産、借金や貸しているお金等を明記しておきます。
葬儀やお墓について
菩提寺、葬儀の形式と予算、喪主をしてほしい人、埋葬法や墓地などを明記します。
医療・介護
自分の主治医のことや延命処置や終末期医療の希望について
終活はいつからはじめる?
終活を始めようという年齢は60代から70代くらいの人が多くいます。
健康不安や、定年などがきっかけになっていることがあります。
今では40代から50代からでも終活を始める人は増えてきました。
仕事の定年・退職
仕事で定年になったときに終活を考えるというタイミングでもあります。
仕事をやめると多くの時間ができます。
今後の人生についてかんがえていくのにもいい時間です。
また年齢からの限界を感じて仕事を自分から退職した場合なども。
健康不安
持病がある場合や家族の健康にも不安を感じた場合にもタイミングになります
家族が増えた
大事な家族が増えると何か起きたときのために終活を考える人もいます。
亡くなった人がいる
友人や家族などで亡くなる人が出てくると終活を意識し始める人が多くなりきっかけになります。
まとめ
終活を始めるのに「何歳から」というものはありません。
自分に家族がいる場合や、独身でも財産がある人は早めに始められるのを
おすすめします。