終活で後悔しないお金の管理。保険・預金・不動産など

終活について

終活で一番しなくてはならないのがお金の管理です。それぞれの管理について説明します。

預貯金について

銀行口座もいくつか持っているという人も多くいます。
ネット銀行を利用している場合は通帳もないので家族には気づかれにくいこともあります。
使っていない口座は解約しておくようにします。
なるべく少なく口座をまとめておきます。長く使用していない口座に預金がある場合
休眠預金等活用法が施行されているので注意が必要です。
休眠預金等活用法は2009年1月1日以降の取引から10年以上取引のない預金口座が民間公益活動に活用する法律です。
口座情報についてエンディンノートにしっかり記載しておくようにしましょう。

保険各種について

終活の保険

自身が入っている保険についても整理してみましょう。生命保険などは証券を確認して
わかるところに保管しておきます。
必要のない保険などは解約しておくようにします。
受取人や契約者についてもエンディングノートに記しておくようにしてください。

不動産について

自身が所有している不動産について整理しておきます。
金額が大きいと家族が相続で争うこともあるのです。

不動産の登記簿謄本を所得するようにして所有権や借地権、担保設定者の有無などを確認します。

所有権・借地権

所有権は土地が自由に売却、相続、贈与ができます。
借地権は地主がいて借りているので名義変更などすべてにおいて地主からの許可がいります。

担保設定者の有無

担保設定者がいるのは不動産が担保に入っていることになります。

売却、生前贈与、相続の3つの中で整理しておきましょう。
売却しておくほうが相続の時に分割しやすくなります。

有価証券について

有価証券は手形、小切手、株券、債券などに財産の価値があるものになります。
購入した証券会社に連絡をして運用報告書を送ってもらいます。
株式の場合は銘柄と名義株数などなるべく細かくエンディングノートに記しておきます。
有価証券の場合、種類や銘柄や購入先窓口なども記しておきましょう。

クレジットカードについて

クレジットカードも何枚もある場合、使用しないものは解約しておきます。
カードローンや支払いが残っていたら亡くなったあと家族が支払うことになります。
支払いを放棄する場合は亡くなってから3か月以内に手続きをします。
カードの種類や枚数や支払額なども細かくエンディングノートに書いておきます。
カードは本人しか使用できないため相続するこができません。
できる限りたまったポイントなどを利用して支払いも減らしておきます。

公的年金について

国民年金、厚生年金、共済年金が公的年金で65歳から支給が開始されます。
加入の状況やこれからもらえる金額など年金定期便で確認しておきます。
未払いがある場合は65歳までなら後から払うこともできます。
年金の支給がある場合は加入している年金の種類
手続きのときの連絡先や年金手帳の保管場所や受取口座をエンディングノートに書いておきましょう。

財産管理で重要なこと

自身が亡くなったあとに家族が手続きがスムーズになるようにしておくことが大事です。
不要なクレジットカードなどは解約しておきなるべく1つにしておきます。
不動産関連もローンなども正確に家族に伝えます。
それにより家族は、プラスとマイナスの財産を両方とも相続するか
プラスの財産からマイナスの財産を支払いしてプラスになれば相続する
プラスとマイナスの財産を両方相続しない相続放棄の3つから選ぶことができます。

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