【悲報】終活カウンセラー協会のセミナー(勉強会)を受けてみた結果

終活カウンセラーのクチコミ

先日、終活カウンセラー協会が実施するセミナーを受講しました。
その感想と問題点をお伝えします。

終活カウンセラー協会のセミナー(勉強会)とは

一般社団法人終活カウンセラー協会では定期的にセミナーを実施しています。
月に10回程度行われていて、コロナ化ではZOOMを主流に終活に関するセミナーが行われています。
セミナーの費用(受講料)は受講者の立場によって3種類あります。
そのため終活カウンセラーでなくてもセミナーを受講することができます。

セミナーの費用と相場

だいたいのセミナーの費用、相場は3,000円くらいです。
※終活カウンセラー3,000円のセミナーで、一般は4,000円、協会認定終活講師は1,500円。
安いものであれば終活カウンセラーは無料や1,000円で受けられるものもあります。
費用が高いセミナーでは50,000円近いセミナーもあります。
傾向として漠然とした内容のセミナーは安く、具体的な内容のセミナーは高いようです。

2021年に「社長が突然死んだら?」というセミナーを受けてみた

私は2021526日(水)15001700
内容は「社長が突然死んだら? ~ワーストケースから考える社長の終活~」
というものでZOOMによるセミナーでした。
講師は伊勢田 篤史氏で、肩書は
終活カウンセラー1級、終活弁護士、公認会計士
一般社団法人 緊急事業承継監査協会 代表理事、日本デジタル終活協会 代表理事
ということです。
費用(受講料)は終活カウンセラーで3,000円でした。
また、同日に講師が出版している関連書籍が届きました。

なぜ、このセミナーを受けたのか

なぜ、私は「社長が突然死んだら? ~ワーストケースから考える社長の終活~」
のセミナーを受けたかというと、私が社長だからです。
ちなみに一人社長です。
また、1級のテストを受けるためにはセミナー受講が必須条件であるも理由です。

セミナを受けた感想・評判

私の感想ですが、「時間とお金を返してほしい」というレベルのものでした。
その理由は講師の伊勢田 篤史氏は知識はプロだと思いますが、
セミナーが素人だったからです。
どういうことかというと、私はひとり社長ですがセミナーの内容は従業員数30名~100名程度の
社長が突然死んだ場合の話だったからです。
セミナーの内容は、事務員及び社員への情報統制やら株主総会、社葬についてでした。
一人社長がそんなことするわけがないのです。

つまり、講師の伊勢田 篤史氏は知識はあるものの自分が言いたいことをただ話すだけで
受講者がどんな人なのか知ろうとしないし、知らない。ということです。
このことを私はセミナーは素人と申し上げました。

また、そもそもセミナー告知時にターゲティングしていないのです。

終活カウンセラー協会のセミナーの4つの問題点

ここで終活カウンセラー協会が主催するセミナーの問題点4つにまとめました。

問題点①:告知時のターゲットが明確でないためミスマッチが起こりやすい

以下の画像ののように推奨する対象者という項目がありません。
たまに、セミナータイトルの中に初級、中級などの記述はありますが
習熟度でしか測ることができず、非常に不明確で受講者の思惑と
セミナー内容のミスマッチが起こりやすいです。

終活カウンセラー協会のセミナー

開催要項の一例

問題点②:事前のアンケートをしない

「受講者のためになるセミナーをしよう」と考えるのであれば、
どんな受講者が集まっているかを知り、その受講者の属性に沿ったセミナーを
するのが当然だと思います。
しかし、終活カウンセラー協会のセミナーは申込時にアンケートをとりません。
また、zoomセミナーの場合にアンケート機能を使用しません。
つまり、主催者である終活カウンセラー協会や講師は受講者に興味がないらしいです。
また、実のあるセミナーをしたいと考えていない可能性が高いです。

問題点③:事後のアンケート評価を公表しない

私はストアカのセミナーも受けています。
ストアカでは事後のアンケートや評価点数は公表されます。
そうすることで以降、受講を検討している方々の参考になります。
しかし、終活カウンセラー協会ではセミナーのアンケートや評価は
評価の良かった一部をたまにしか公表しません。

指摘しても改善しない

ここまでのセミナーの問題点3つについて私は終活カウンセラー協会に
改善要求をしていますが改善されません。
ということもありこの場で実情をお伝えしています。

まとめ

私個人的には終活カウンセラー協会が主催するセミナーをおすすめしません。
ここまで述べてきた通り受講者への配慮がとても少ないセミナーだからです。
終活について学ぶのであれば書籍(本)のほうが良いと思われます。

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